吉藤 オリィ
株式会社オリィ研究所代表取締役 所長 / ロボットコミュニケーター
小学5年~中学3年まで不登校を経験。高校の3年間、電動車椅子の新機構の発明を行い、国内最大の科学コンテストJSEC にて文部科学大臣賞、世界最大の科学コンテスト Intel International Science and Engineering Fair にて Grand Award 3rd を受賞。高専にて人工知能を研究した後、早稲田大学にて 2009年から孤独解消を目的とした分身ロボットの研究開発を独自のアプローチで取り組み、2012年株式会社オリィ研究所を設立。2018年よりデジタルハリウッド大学大学院特任教授就任。
分身型ロボット「OriHime」はあえて人間の力で動きます。自ら不登校だった体験から「孤独」を解決するロボットを開発した吉藤さん。今では障害で寝たきりになっても「働きたい」と願う人たちがこの「OriHime」によって、社会とつながっています。高齢化先進国である日本で、「寝たきり」や「孤独」は誰にでも起きうること。なぜ吉藤さんが分身ロボットの開発に向かったのか、お聞きします。