Award
2019年に活躍し、2020年にさらなる飛躍が期待されるリーダーとして選ばれた8人の「ゲームチェンジャー」。当日のピッチにて、より聞く人を惹きつけた方を表彰します。
「BEYOND MILLENNIALS 2020」のグランプリに認定NPO法人かものはしプロジェクトの本木恵介さん、パナソニック賞に株式会社POLの加茂倫明さんが選出されました。おめでとうございます!
Game Changer
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本木 恵介認定NPO法人かものはしプロジェクト 共同創業者・理事長 / 認定NPO法人国際協力NGOセンター 理事長本木 恵介認定NPO法人かものはしプロジェクト 共同創業者・理事長 / 認定NPO法人国際協力NGOセンター 理事長
認定NPO法人かものはしプロジェクト共同創業者・理事長。大学2年生の時に共同創業者の村田と出会い、2002年にかものはしプロジェクト設立。インド、日本で、「子どもが売られる問題」をなくすために活動を行っている。2019年、約150のNGOが加盟する、認定NPO法人国際協力NGOセンター(JANIC)の理事長に就任。セクターを超え、皆が「共に生きる社会」の実現を目指す。NPO法人SALASUSU理事。特定非営利活動法人新公益連盟幹事。システムコーチ。2児の父。
BI編集部からの推薦コメントアジアで児童買春問題の解決に取り組む「かものはしプロジェクト」を学生時代に始める。2019年、これまで60代以上の人が就任するポジションだったNGO、JANICの理事長に異例の30代で就任し、注目を集めている。
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加茂 倫明株式会社POL 代表取締役CEO加茂 倫明株式会社POL 代表取締役CEO
灘中学校灘高等学校卒業。東京大学工学部3年休学中。 高校時代から起業を志し、国内外3社での長期インターンを経て、2016年9月にPOLを創業。 LabTech(研究×Technology)領域で研究者の課題を解決して科学と社会の発展を加速すべく、研究内容をもとに優秀な理系学生をスカウトできる新卒採用サービスの『LabBase』、産学連携を加速する研究者データベース『LabBase X』などを運営している。
BI編集部からの推薦コメント東大2年時に起業。理系の学生のほとんどが研究室推薦で就職している現実を目の当たりにし、理系の才能をもっと世の中に生かしたいという思いで、研究者と企業のマッチングDBをつくっている。いわば理系版の“リンクトイン”。人を巻き込む力があり、すでに50人の社員がいる。
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阿久津 智紀株式会社TOUCH TO GO代表取締役社長 / JR東日本スタートアップ株式会社 マネージャー阿久津 智紀株式会社TOUCH TO GO代表取締役社長 / JR東日本スタートアップ株式会社 マネージャー
自動販売機ビジネスの新会社。青森でのシードル工房「A-FACTORY」の開発・運営。 JR東日本グループの共通ポイント「JRE POINT」の立ち上げ等、新規事業がメイン。 2017年からJR東日本グループのアクセラレーションプログラム 「JR東日本スタートアッププログラム」を立ち上げ。 2018年2月にJR東日本100%出資のコーポレートベンチャーキャピタル 「JR東日本スタートアップ株式会社」の設立を担当。 現在、出資業務とプログラムの運営を担当。 2019年7月にサインポスト㈱とのJV㈱TOUCH TO GOの代表として会社設立。 無人AI決済店舗のソリューションの拡大を目指す。
BI編集部からの推薦コメントJR東日本が手掛ける無人AI決済店舗事業「TOUCH TO GO」の社長。大企業での30代社長という点でも注目。社長就任前はJR東日本初のCVCでマネジャーを務めた。起業家でなく、大企業にいても人を動かし、事業をつくることができることを示すロールモデル。
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岡村 アルベルト株式会社one visa 代表取締役岡村 アルベルト株式会社one visa 代表取締役
1991年ペルー生まれ、大阪育ち。日本とペルーのハーフとして生まれ、6歳で来日。幼少期に友人が強制送還された経験からビザに関する問題を解決すると志す。 大学卒業後、東京入国管理局の窓口で現場責任者を務め、年間2万件を超えるビザ発給に携わる。2015年に起業し、2017年6月にビザ取得サービスであるone visaをリリース。
BI編集部からの推薦コメント友人の外国人が日本で強制送還されたという実体験から、ビザ申請を手掛けるone visa を起業。ITベンチャーをはじめ、国内企業で外国人の社員が増える一方で、ビザ取得に慣れていない人事担当も多く、「とても便利になった」との声が続々と集まる。
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片野 晃輔野生の研究者片野 晃輔野生の研究者
母の患った乳がんがきっかけで分子生物学に関心を持ち、高校時代は資材や研究費などを個人で揃え大学や企業のラボを利用し独学でDNAメチル化に関する研究を行っていた。 その後、MIT Media LabのSynthNeuroグループでゲノムイメージングの研究に携わり、現在はCommunity Biotechnologyグループなどで低コストかつ世界中どこでも自作/使用可能な実験機器、手法の開発や生物学研究の民主化に関する研究を行っている。
BI編集部からの推薦コメント高校時代から「がんをつくる」研究を始める。高校卒業後、「大学に行かずにバイオの研究者になる」と言ってMITメディアラボに研究者として所属。自身の研究にまい進するだけでなく、「みんなが研究できる場をつくりたい」という思いを持って活動している点がユニーク。
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武地 実Gatebox株式会社 代表取締役武地 実Gatebox株式会社 代表取締役
1988年広島県広島市出身。 2011年に大阪大学工学部とHAL大阪夜間課程グラフィックデザイン学科を卒業。 2014年2月に当社の前身となる株式会社ウィンクルを設立。 現在は、「キャラクターと一緒に暮らせる世界」の実現を目指し、キャラクター召喚装置「Gatebox」の開発に注力している。
BI編集部からの推薦コメント好きなキャラクターと一緒に暮らせる世界初のバーチャルホームロボット「Gatebox」を開発。「初音ミクと暮らしたい」という自分の夢が原点だったが、これから一人で暮らす人が増えるため、孤独を癒やせるロボットの存在は大事。
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塚田 眞琴b-monster株式会社 代表取締役塚田 眞琴b-monster株式会社 代表取締役
2016年2月にNYで体験した暗闇フィットネスに感動し、3月に姉・塚田美樹と共にb-monster株式会社を設立。 同年6月に暗闇ボクシングフィットネスb-monsterの第1号店となるb-monster ginza studioをオープン。 「change the body, change the world」をスローガンに掲げ、人生が変わるフィットネスをテーマに精力的に店舗展開を行っている。 現在、上海・台湾を含む国内外に13スタジオを運営。
BI編集部からの推薦コメント両親ともに起業家という家庭に育った起業家二世。日本に暗闇フィットネスという新しいカルチャーをつくった。姉妹での経営という点も新しい。店舗は細かいオペレーションがうまくできている。外部コラボレーションも多く、巻き込み力、推進力がある。
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吉田 優子株式会社アッテミー 代表取締役吉田 優子株式会社アッテミー 代表取締役
大学を卒業後、楽天株式会社に入社。2013年から現在まで、大阪の公立高校内で就職指導を行う。一人一社制などのルールがある高卒就職の分野において、職場体験をとおし高校生が学校を介さず自由に求人エントリーができる「高校生向けジョブツアー マッチングサイトATTEME」を運営。豊かな選択肢の中から高校生が意志ある進路選択ができる社会を目指し、18歳の働き方改革を掲げ高卒就職の価値向上に取り組む。3歳の女児と2歳の男児の母。
BI編集部からの推薦コメント大学生と比べて圧倒的に情報、選択肢が少ない高校生の就活に課題を感じ、高校生の就職支援を手がける。「選択肢を持った状態で選べる」ことをサポート。自身も高校時代、「なぜ高校に行くのか」ともやもやを抱えていた原体験がある。
ADVISORY BOARD
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小笠原 治株式会社ABBALab 代表取締役 / さくらインターネット株式会社 フェロー小笠原 治株式会社ABBALab 代表取締役 / さくらインターネット株式会社 フェロー
1990年、京都市の建築設計事務所に入社。1998年より、さくらインターネット株式会社の共同ファウンダーを経て、2011年、株式会社nomadを設立。2013年、株式会社ABBALabとしてIoTスタートアップのプロトタイピングに特化した投資事業を開始。同年、DMM.MakeのプロデューサーとしてDMM.Make 3Dプリントを立ち上げ、2014年にはDMM.Make AKIBAを設立。2016年より京都造形芸術大学教授。2017年よりmercari R4Dシニアフェロー。
経済産業省データポータビリティに関する調査・検討会委員及びフロンティアメーカーズPM、NEDO TCP事業委員、福岡市スタートアップ・サポーターズ理事等。 -
小沼 大地NPO法人クロスフィールズ共同創業者・代表理事小沼 大地NPO法人クロスフィールズ共同創業者・代表理事
一橋大学社会学部・同大学院社会学研究科修了。青年海外協力隊として中東シリアで活動した後、マッキンゼー・アンド・カンパニーにて勤務。2011年5月、ビジネスパーソンが新興国で社会課題解決にあたる「留職」を展開するNPO法人クロスフィールズを創業。2011年に世界経済フォーラム(ダボス会議)のGlobal Shaperに選出、2016年にハーバード・ビジネス・レビュー「未来をつくるU-40経営者20人」に選出される。国際協力NGOセンター(JANIC)の理事、新公益連盟の理事も務める。著書に『働く意義の見つけ方―仕事を「志事」にする流儀』(ダイヤモンド社)がある。
BI編集部からの推薦コメント小沼大地さんは、日本企業の次世代リーダー層が新興国で社会課題解決にあたる「留職」を運営するクロスフィールズを創業。外資系コンサルでのキャリアを捨ててNPOの世界へと飛び込んだ小沼さんは、何がきっかけで人生の「指針」を見つけたのでしょうか。
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斎藤 祐馬デロイト トーマツ ベンチャーサポート株式会社 代表取締役社長斎藤 祐馬デロイト トーマツ ベンチャーサポート株式会社 代表取締役社長
2010年よりトーマツ ベンチャーサポート株式会社(現 デロイト トーマツ ベンチャーサポート株式会社)の事業立ち上げに参画。 2019年デロイト トーマツ ベンチャーサポート 代表取締役社長。 世界中の大企業の新規事業創出支援、ベンチャー政策の立案まで手掛けている。起業家が大企業100人にプレゼンを行う早朝イベントMorning Pitch発起人。主な著書は『一生を賭ける仕事の見つけ方』(ダイヤモンド社)。新聞・雑誌・テレビ・オンラインメディア等、メディア掲載多数。「2017年 日経ビジネス 次代を創る100人」に選出。
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佐藤 真希子株式会社iSGSインベストメントワークス代表パートナー佐藤 真希子株式会社iSGSインベストメントワークス代表パートナー
2000年にサイバーエージェントに新卒1期生として入社。 インターネット広告事業にて初の女性マネージャーとなり、 営業に加えて採用や組織作りなどに貢献。 子会社を経て、2006年からサイバーエージェント・ベンチャーズ (現:サイバーエージェント・キャピタル)で9年間ベンチャー投資に従事。 2016年2月、独立系のベンチャーキャピタルであるiSGSインベストメントワークスを立ち上げ、 取締役代表パートナーに就任。独立系VCでは日本初の女性パートナー。 1号ファンドを立ち上げ、国内外の64社へ投資している。 経済産業省のJ-Startup推薦委員、文部科学省の科学技術・学術審議会 産業連携・地域支援部会委員、 次世代アントレプレナー育成事業(EDGE-NEXT)の推進委員、城南信用金庫、第一勧業信用組合の評議員なども務める。
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三浦 孝文オイシックス・ラ・大地株式会社 HR本部 人材企画室 室長三浦 孝文オイシックス・ラ・大地株式会社 HR本部 人材企画室 室長
1987年、大分県出身。関西学院大学を卒業後、株式会社D2Cで採用全般、Cookpad株式会社で採用と子会社人事機能立ち上げを経験後、現職。社外では「人事ごった煮会」という人事コミュニティを運営。さとなおオープンラボ7期生。